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2022年10月03日

2021年05月26日

● 会長挨拶 ●

令和4年度東京都教育会総会挨拶

~日本連合教育会研究大会東京大会の開催に向けて~


東京都教育会会長 有賀康修


 突然の全国一斉休校に始まったコロナ禍との戦いは三年目に入りました。各学校は、感染予防対策と学びの保障の両立に向けて努力を続けております。毎日の消毒作業や感染者の校内発生を受けて保健所の役割を担い、あわただしく整備を進めた機器と設備を調整しながらオンラインによる授業の展開にと、学校現場は毎日緊張感の連続です。校長先生をはじめとして教職員の皆様のご尽力ご活躍に感謝と敬意を表します。

 人類は、これまで国際社会の組織化を進め、世界平和と人類の福祉の増進に努めてきました。地球的規模の課題について国連が中心となって取り組みを進めてきました。具体例の一つが持続可能な開発目標(SDGs)です。2020年、新型コロナウイルス感染症が瞬く間に地球規模で拡大したことからも明らかなように、グローバル化が進んだ現代においては、国境を越えて影響を及ぼす課題に、より一層、国際社会が団結して取り組む必要があります。

 こうした世界的潮流に衝撃を与えた事件が新型コロナウイルス感染症の感染拡大、中華人民共和国のゼロコロナ政策、ロシアのウクライナ侵攻です。その影響は大きく、これによって我が国は4つの歴史的転換点を迎え、新たな歴史のステージに立っているといわれています。

①日本経済の存在感が低下し、世界の政治・経済・軍事の枠組みが大きく変化しています。民主主義諸国家と権威主義諸国家の分断と緊張激化、サプライチェーンの分断、インフレーションとスタグフレーションの危険、核戦争の危機が心配されています。

②第4次産業革命のうねりの中で、AI、ビッグデータ等を活用し、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会「Society 5.0」の実現が提唱されています。

③世界的な気候変動の危機が、自然災害の頻発など各地の環境や生活に深刻な影響を及ぼしています。

④少子高齢化、人口減少は、生産力や地域の活力に大きな影響を与えています。


東京都は、今後、不確実性が一層増していく中で、これまでの延長線上の発想では、東京と日本の明るい未来は到底望めないとして、『最も重要なのは、「人」を育てることである。未来を担う子供への投資に本気で取り組み、世界に通用する「人」を育てる。』とする「未来の東京」戦略ビジョンを掲げています。

東京都教育会は、オンラインを活用した安心安全な大会を準備し、歴史的転換期にふさわしく大会主題に「Society 5.0(超スマート社会)を心豊かで主体的に生き抜く日本人の育成」を設定し、第73回日本連合教育会研究大会東京大会を開催します。多数の会員の大会参加を希望します。

以上

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